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河野智美 ギターリサイタル

​2025年2月22日(土) 浜松市・かじまちヤマハホール 浜松ギター鑑賞友の会・第128回鑑賞会

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 2025年2月22日(土)に浜松市中央区の「かじまちヤマハホール」で、浜松ギター鑑賞友の会の第128回鑑賞会「河野智美ギターリサイタル」が開催されました。

 河野智美さんは東京都出身で、国内外のコンクールで優勝や入賞されました。2013年『祈り Oracion』のCDを初リリース後も定期的にリリースし、日本各地や海外にも招かれコンサート活動を行っています。

 2020年サントリーホールにて東京フィルハーモニー交響楽団(梅田俊明氏指揮)「アランフェス協奏曲」「ある貴紳のための幻想曲」の2大ギターコンチェルトを演奏し、朝日新聞にて推薦盤として紹介されました。2大ギターコンチェルトのライブ録音リリースは、世界初の試みとも言われている。昭和音楽大学、自身の主宰する音楽教室にて後進の指導育成にもあたっています。 

 当日、河野さんから「この度は4年ぶりに再び浜松ギター鑑賞友の会でのコンサートを開催してくださいまして、ありがとうございます。お越しいただきました皆さまには心より御礼申し上げます。この4年の間でアメリカ東海岸ツアーやオランダ、スペインなどでの公演も経験できました。そのなかで少しずつですがレパートリーを増やしたいと思うバロックやスペイン音楽、日本の作曲家、ハンド等々をお楽しみいただけましたら嬉しいです」とのメッセージがありました。

 第1部のプログラムはバリオスの「大聖堂」から始まり、サンスやバッハの組曲より抜粋して演奏されました。第2部は近代曲で構成され日本の作曲者を含め幅広い音楽ジャンルが演奏されました。曲間でトークがあり、これからも演奏のレパートリーを増やしていくとのことでした。期待しています。演奏は相変わらず抑揚のある感情表現豊かな河野さんの音楽の世界が発揮されていてアンコールまで演奏を堪能しました。

 サイン会の後、友の会会員有志と一緒に居酒屋で打ち上げを行いました。演奏技術や曲の解釈など幅広い質問に快く答えていただきました。素晴らしい演奏と夜遅くまで打ち上げにお付き合いいただき有難うございました。

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